ボイスプリセット — 声の質感
演技のスタイルに合わせた音質補正です。クリップごとに選びます。距離が近いほど強くかかり、遠いとほとんどかかりません。
プリセットの種類
- ナチュラル(初期値)
- 何も加工しません。最初はこの状態です。別ソフトで処理済みの素材にもこれを。
- ささやき
- 息遣いと細かい音をはっきりさせ、音量のばらつきを整えます。ASMR 定番のささやき声に。
- 吐息
- 息の空気感をいちばん強く出します。音量は変えないので、息の強弱がそのまま残ります。吐息・呼吸音に。
- 通常会話
- 自然な声のまま、音量のばらつきだけを軽く整えます。ナレーション・会話シーンに。
- 小声
- ささやきと通常会話の中間です。優しく語りかけるシーンや寝かしつけに。
効き具合は「強度」スライダーで調整します。かけすぎると不自然になるので、原音と聴き比べながら決めてください。
毎回同じプリセットを使うなら、Help タブの設定「デフォルトボイスプリセット」を変えておくと、新しいクリップに最初から適用されます。
リバーブ — 空間の響き
部屋の響きを足します。ON にして、スライダーで深さを決めます。
- 弱め
- 言われないと気づかない程度。耳元の密着感を保ったまま、空間を感じさせます
- 中くらい
- 自然な部屋の響き。「同じ部屋にいる」感じが出ます
- 強め
- お風呂やホールのような深い残響。演出用です
距離移動と併用すると、距離に応じて響きも自動で変わります(近いと少なく、遠いと多く)。
全体ブースト — 仕上げの一括調整
クリップ単位ではなく、SE を除く全部の音にまとめてかかる設定です。バイノーラルマイクで録ったような密度感を足したいときに使います。ボイスプリセットの欄にあります。
- ブースト無し(初期値)
- 何も加工しません。素材そのままの質感で仕上げるならこのまま。
- バランスブースト
- 低域と高域を両方持ち上げます。迷ったらこれ。
- 男声ブースト
- 声の低い部分を強めて深みを出します。
- 女声ブースト
- 息の音をはっきりさせ、耳に刺さりやすいサ行を抑えます。
強度を上げるほど、ささやきや息の細かい音が前に出てきます。音量は変わらず、質感だけが変わります。